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クラウドクレジットの案件、為替ヘッジについての考え方

2017/09/11

 先日、クラウドクレジットのセミナーに参加した際に、会社の方が時間を使って説明していたのが、為替ヘッジについて。海外案件のみを取り扱っているクラウドクレジットにおいて、為替リスクをどう考えるかは、投資する側にとっても大きな問題です。

 1%程度と言われている手数料を払っても為替ヘッジをつけるか、それとも為替リスクを取っても利回りアップを狙うのか。先進国の通貨は為替ヘッジは無くてもいいかな、と思う面もありますが、新興国の通貨の場合はボラティリティ(変動幅)が高いので、為替ヘッジをつけたほうがいいと考えます。
 
 特に満期一括償還案件の場合は、償還時の為替の状況の一発勝負となるため、満期一括償還案件の場合は為替ヘッジを付けるべきか否か、しっかりと考えるべきです。

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為替ヘッジのある案件と無い案件のあるクラウドクレジット

 海外のソーシャルレンディング案件に投資を行うクラウドクレジット。非常に興味のあるソーシャルレンディング運営会社であり、先日セミナーに参加してきました。

関連記事:クラウドクレジットの神戸セミナーに行ってきました

 そのセミナーの際に、会社の方が結構な時間を使って為替ヘッジについて、説明をされていました。海外でお金を動かすとなれば、為替の問題が付いて回りますがソーシャルレンディングにおいても状況は同じです。

 そもそも為替ヘッジとは、為替が動いても損したり得したりしないように先物市場等を利用して事前に決済レートを固定してしまうこと。
(相当ザックリとした説明です)

 為替ヘッジをつけることで、海外の企業と取引を行う際に為替の上下で損することはなくなります。
(当然利益が出ることもなくなります)

 別に為替で相場を張る必要の無い企業は、モノの取引等での利益が確定できれば問題ない訳なので、為替変動の影響を受けることなく損益を確定できる為替ヘッジは様々な場面で利用されています。

 ただし為替ヘッジには当然手数料がかかります。クラウドクレジットでは金利1%程度との説明がありましたが、無料で為替ヘッジはできません。よって手数料を払ってでも為替ヘッジを付けるのか、為替ヘッジ無しで為替リスクを取るか(ただしプラスになるケースもある)、判断を行う必要があります。

 そしてクラウドクレジットの案件では、為替ヘッジのついた案件と、為替ヘッジのついていない案件の2つの案件が提供されています。

為替ヘッジから見たクラウドクレジットの案件例

為替ヘッジという観点から、クラウドクレジットの案件を分類してみます。

為替ヘッジあり
・カメルーン中小企業支援プロジェクト(期待利回り12.5%:約13ヶ月:満期一括)
・欧州3か国個人向けローンファンド(期待利回り9.1%:約3年:元利均等)
・北欧個人向けローンファンド(期待利回り9.8%:約3年:元利均等)

為替ヘッジ無し
・ペルー小口債務者支援ファンド(期待利回り10.8%:約3年:元利均等)
・ジョージアマイクロローン事業者ファンド(期待利回り9.0%:約13ヶ月:満期一括)
・東欧金融事業者支援ファンド(期待利回り10.8%:約7ヶ月:満期一括)
・リトアニア個人向けローンファンド(期待利回り12.6%:約3年:元利均等)
・カメルーン中小企業支援プロジェクト(期待利回り13.2%:約14ヶ月:満期一括)

 上記のようにクラウドクレジットには為替ヘッジあり、無しの2種類の案件が存在しています。

 それでは投資する側としては、為替ヘッジについてどんなスタンスで望むべきか、色々と考えてみます。

16-11-29ラウドクレジットの案件
https://crowdcredit.jp/fund/

ボラティリティが激しい新興国通貨=為替ヘッジ付けるべきでは?

 クラウドクレジットでは新興国のソーシャルレンディング案件も多く存在しています。ペルー、カメルーン他。

 これらの国は独自の通貨を有しており、国内で流通しているのは基本的には自国の通貨となります。ただし国際的に見れば新興国の通貨は流通量が非常に少なくなります。よって、何か経済的なイベントが発生すれば、一気に相場が上下することになります。FXトレードという視点から各国の通貨を見ると、新興国の通貨は殆どFXトレードの対象とはなりえません。確かに新興国の場合、金利が高い国が多いため、スワップポイントを狙う投資家もいますが、値動きが激しい=ボラティリティが激しいため、スワップポイントでの収入が相場の変動で一気になくなってしまう、ということは日常的に発生します。

 FXトレードの場合はレバレッジがかかっているので、通常の通貨とは若干意味合いが異なる面もありますが、それでも新興国通貨の変動はドルやユーロや円といったメジャー通貨と比べると非常に大きいものがある、ということは知っておいて損はありません。

ユーロ建てならそれ程の為替の変動は発生しない可能性も

 ヨーロッパではユーロ採用国であれば、経済力に関係なくユーロが流通しています。そして通貨ユーロは米ドルに次ぐ、地位を為替市場で得ています。尚、世界で最も取引されている通貨ペアはユーロ/ドルであり、流通量という面でユーロは全く問題ない、通貨となっています。

 為替であり、当然ユーロも相場によって上下しますが、流通量も多いため、その変動は新興国通貨と比べれば、非常にゆるやかなものとなります。

 為替ヘッジの手数料を金利1%と考えれば、ユーロの値動きが1%以内にとどまる、と考えれば為替ヘッジ無しで投資を行うほうが最終的に手元にお金が残ることになります。

 逆にユーロの値動きが1%を超えるようであれば、為替ヘッジをつけたほうが、お金が残ることになります。

 為替ヘッジをつけるか否か、この部分をどう考えるかによります。もしユーロ相場はそんなに動かないだろう、と考えれば為替ヘッジ無しでよいでしょうし、ユーロ相場は荒れる可能性がある、と考えるのであれば、為替ヘッジをつけて収益を減らさないようにすることが可能です。

元利均等での分配案件は為替変動の影響をある程度抑えられる

 為替ヘッジがなくとも、元利均等での分配案件の場合、為替変動の影響をある程度抑えることができます。一定の間隔(毎月)で分配されるのであれば、一括分配案件のように、分配時の為替変動一発勝負は避けられます。毎月の為替変動には影響されますが、長い目で変動を見ることができます。まぁ、全てマイナスの影響でした、という可能性も否定はできませんが、それでも満期時の一発勝負に比べれば、徐々に影響が生じる分やられ方はマイルドになります。

 よって為替ヘッジの有無も考える必要がありますが、投資しようとしている案件が元利均等の分配案件かどうか、という点も考慮に入れる必要があります。

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為替変動に煩わされたくなければ為替ヘッジ付きを

 為替変動がある場合、為替ヘッジを付けていないと損する可能性もありますが、得する可能性もあります。よってファンダメンタル情報等を考えなければ、為替ヘッジ無しで損する可能性と得する可能性、実は半々となります。

 けど折角それなりの期間投資するソーシャルレンディング案件、為替のせいで収益が減ってしまうのはもったいないし、安心して見ていたい、というのであれば為替ヘッジ付き案件がおすすめです。

 案件自体が順調に回収されたのに為替でやられてマイナスでした・・・、というのは非常に悔しいです。ただし、案件自体の収益はそれ程ではなかったものの、為替の変動で大きな利益を得ることができました、と言うことも為替ヘッジを付けるとなくなります。

 中には為替ヘッジを書ける際に手数料が非常に高いケースもありますが、クラウドクレジットの場合、金利1%程度とのことなので、手数料的には問題ない水準となっています。(実際に同じ内容のカメルーン中小企業支援プロジェクトは為替ヘッジの有無で期待利回りが1%違います)

 よってクラウドクレジット案件、為替ヘッジ付き案件を選ぶかどうかは、純粋に案件の内容と、投資対象国ならびに通貨、分配方法が元利均等か一括分配か、そして自らの性格(結構大切、長く待てるかor毎月入金があったほうが安心できるか)を考えて判断を行うべきです。

 ソーシャルレンディング案件への投資で収益を上げるのに期待しているのであって、為替の変動で利益を上げてもらっても、意味が無い、と言うのであれば、為替ヘッジ付き。ドキドキするけど、為替変動でプラスとなる可能性もある、と言うのであれば、為替ヘッジ無しが有力な選択肢となりえます。

個人的には為替ヘッジ付きかな

 為替ヘッジをつけるかどうか、それぞれの考え方による面が多いのですが、馬鹿高い手数料を払う必要が無い、という前提に立てるのであれば(セミナーで言われていた1%程度であれば、少なくとも高い手数料とはなりません)、為替ヘッジあり、のほうがいいのかな、と個人的には思います。

 別に為替で相場を張る訳ではなく、純粋にソーシャルレンディングの案件の良し悪しで勝負すべき世界であり、そりゃ為替で利益が出ればうれしいですが、損した時の喪失感が半端ではありません。本業でプラスなのに、なぜ為替でやられてネットで赤字・・・。管理人はこんな思いはしたくありません。

 管理人がクラウドクレジットに投資する際は、為替ヘッジあり、案件がその投資対象となります。ただし毎月分配案件の場合は、案件と期間の長さ次第。ここが結構悩ましい所ですが。

16-11-29為替リスク
クラウドクレジットの案件は為替リスクをどうとらえるか事前に考える必要があります

まとめ

 日本にソーシャルレンディング運営会社は多くありますが、クラウドクレジットは唯一海外案件に特化した会社となっています。海外案件に特化のため、金利約10%という非常に高金利の案件が募集されています。ただし海外案件であり、本当に案件的に大丈夫?、という点と、為替リスクがあるよなぁ、という点の2点が不安要素として存在しています。

 前者の案件リスクについては、世界には金利が高い国がまだまだ存在している等、セミナーでの説明である程度納得を管理人は得ることができました。一方、為替リスクについては、プラスの期待も込めて為替ヘッジ無しでも、ヘッジ有りでも投資家のお好みで判断することができます。

 ともあれクラウドクレジットの案件、海外案件であり正直とっつきにくい面もありますが、他社に比べて金利が高いのも事実。為替リスクについてどういうスタンスを取るか、もしクラウドクレジットの案件に興味があれば考えてみてはいかがでしょうか?けど考えるのが面倒であれば、為替ヘッジ有り案件、でいいのかな、と思います。少なくとも、為替変動で損することは無いので。

 海外案件で高金利ではありますが、若干敷居の高い感のあるクラウドクレジット。他のソーシャルレンディング案件とは若干異なる内容であり、戸惑うかもしれませんが、金利約10%と高金利であり、十分研究する価値はあります。セミナーも積極的に開催しているので、直接質問する機会もありますよ。

 クラウドクレジットのソーシャルレンディング案件に興味があれば、まずは口座開設から行ってみてはいかがでしょうか?

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