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FUNDINNO(ファンディーノ)を運営する日本クラウドキャピタルについて

2017/02/24

 日本初となる「投資型クラウドファンディング業務」を開始して、第一種小額電子募集取扱業者として日本証券業協会に加入した日本クラウドキャピタル。

 徐々に知られつつある融資型ソーシャルレンディングとは違い、ベンチャー企業等の株式に投資を行い収益を上げる仕組みの投資型クラウドファンディングですが、果たして日本に根付くことはできるのか?

 昨年より活動を開始している日本クラウドキャピタルの今後、特に今後出てくるであろう初案件に注目したいと思います。

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日本クラウドキャピタルが投資型クラウドファンディング業務を開始

 日本クラウドキャピタルが、昨年秋より投資型クラウドファンディング業務を開始しています。クラウドファンディングといえば、寄付型のクラウドファンディングの知名度が日本では有名ですが、当サイトでも紹介している融資型クラウドファンディング=ソーシャルレンディングも徐々に知名度が高まりつつあります。

 そんな中で日本クラウドキャピタルが開始をしたのが「投資型クラウドファンディング」。寄付型とも融資型とも異なる、株式に投資を行い収益を上げる形でのクラウドファンドとなります。


日本クラウドキャピタルのサイトより

投資型クラウドファンディングとは?

 クラウドファンディングには大きく分けて寄付型・購入型・融資型・ファンド型・投資型の5つの形態が存在しています。一般的に有名なのは寄付型クラウドファンディング。日本ではミュージックセキュリティー社がその道の第一人者。投資家から資金を集めて食品を映画を作って、投資家は成果物として映画のチケットをもらったり、食品をもらったりします。最近の例では映画「この世界の片隅に」がクラウドファンディングの仕組みを用いて資金調達を行い映画が製作されたことが話題になりました。
 寄付型は投資家は成果物がもらえるものの、金銭的な見返りはないため投資という意味合いは非常に薄くなり、どちらかと言うとその名の通り”寄付”という色合いが強くなります。

 次に当サイトで主に扱う融資型クラウドファンディングは、読んで字のごとく投資から集めた資金を貸し付けに回します。そして融資先から回収する利息を投資家に分配することで、投資家は利益を得ることができます。この一連のプロセスを行っているのがmaneoを始めとするソーシャルレンディング運営会社であり、日本では二十社程度が存在しています。クラウドファンディングやソーシャルレンディングと呼ばれる時、世界的にはこの融資型クラウドファンディングのことを指すのが一般的となっており、日本でも昨年2016年からソーシャルレンディング市場の本格立ち上がりが見られました。

 そんな市場環境の中、日本クラウドキャピタルが手がけようとしているのが、企業の株券に投資を行い、投資先企業のIPOやM&Aによる株式売却益(キャピタルゲイン)を元に収益を上げようとする投資型クラウドファンディングとなります。

 尚、各クラウドファンディングの種類については、以前詳細を記事にしているので、よろしければそちらも合わせてご覧ください。

関連記事:ソーシャルレンディングとは?分かりやすく説明してみます

実際の活動はこれからの日本クラウドキャピタル

 日本初の投資型クラウドファンディングに参入した日本クラウドキャピタルですが、実際の活動はまだこれからの段階。

 案件の募集実績は2017年2月23日時点ではありません。

 ただし案件の募集がいつスタートしてもよいように、既に口座開設の受付は開始されています。

日本クラウドキャピタル「FUNDINNO」の口座開設詳細を見てみる

 初案件がどのような企業への投資案件となるのか、非常に興味深い所です。そしてイザ募集をする段階になったら、本当に資金は集まるのか?

 融資型は利息という固定収入が発生するので収益も読みやすいのですが、投資型は固定収入が無く収益が読みにくいので、この当たりをどうクリアするのか、という点も興味深いところです。想定利回りみたいな数字が出てくると面白いのですが、数字を出す側にとっては相当リスクがあるので、投資型クラウドファンディングにおいては、想定利回り○○%、という数字は出てこないのではないかな、と個人的には考えています。

 いずれにしても日本クラウドキャピタルが「FUNDINNO(ファンディーノ)」を通じて行う投資型クラウドファンディングは、何から何まで日本初の試みとなるため、その行方は注目せざるを得ません。

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経営陣はIT畑出身で金融業界出身者が周りを固める布陣

 日本クラウドキャピタルの代表者の柴原祐喜氏、大浦学氏ともにIT畑の出身で、投資や金融業界の出身者ではないようです。未公開株投資という、非常に独特のスキルが必要となる世界に異業種からの進出、そのチャレンジ精神は評価すべきものですが、一抹の不安も・・・。

 ただし同社もその投資家サイドの不安は承知の上のようで、取締役等に投資及び金融出身者を布陣することで、投資家の不安を払拭するべく動いています。

 この辺りは先日行われた「FUNDINNO事業計画発表会」で説明がなされたようです。管理人は参加していませんが、事業計画発表会の様子は、ファイアフェレット氏が詳しく記事にしているので、そちらをご参考ください。

関連記事:株式型クラウドファンディング FUNDINNO事業計画発表会参加報告 その1(ソーシャルレンディング赤裸々日記)

 ファイアフェレット氏の記事、日本クラウドキャピタル及びFUNDINNOを知るには必読の記事と感じます。

まとめ、ハイリスクの未上場株投資相手にどう立ち回るのかに注目

 日本クラウドキャピタルが「FUNDINNO(ファンディーノ)」を通じて行おうとしている、投資型クラウドファンディングは、未上場株投資に位置付けられます。未上場株は譲渡制限が付いていますし、そもそも株式を売却する機会が殆どIPOやM&Aに限られているので、ハイリスク・ハイリターン投資の代表的存在です。

 投資が失敗すれば、それこそ投資金額がゼロになる可能性もありますが、一方で投資先がIPO(株式上場)にまで至れば投資額のウン倍、というパフォーマンスも期待できます。

 そんな未上場株式投資に日本クラウドキャピタルは投資型クラウドファンディングという仕組みをもって、どのように立ち回るのか、興味は尽きません。

 まずは日本クラウドキャピタルが「FUNDINNO(ファンディーノ)」を通じてどのような初案件を募集するのか。ここに注目してみたいと思います。

 「FUNDINNO(ファンディーノ)」はまだ実際の案件の募集は行っていませんが、既に口座開設の受付は始まっています。第一号案件がどのような案件になるのかは分かりませんが、先に口座開設をしておけば、一号案件の募集の際にあわてることなく検討することができるので、ご興味あればまずは口座開設からどうぞ。

日本クラウドキャピタル「FUNDINNO」の口座開設詳細を見てみる

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