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maneoが会員ステータス制導入、その理由を考えてみました

maneoがソーシャルレンディング業界初となる、投資家の資金量に応じたステータス制度を導入。表立って顧客をランク分けしない日本の金融業界では、画期的かつ驚きの制度です。そのステータス制について、内容を解説するとともに、その導入理由を考えてみました。

投資初心者層の流入が始まっているソーシャルレンディング業界、リスクを分かった上でリスクを取れる層と、リスクを分かってないのにリスクを取っている層の切り分けと考えれば、小所帯のソーシャルレンディング事業者としてはステータス制の導入は一つの選択肢と言えるのかもしれません。

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maneoが業界初となる会員ステータス制を導入

ソーシャルレンディング業界最大手のmaneoが会員ステータス制を導入しました。会員ステータス制と聞くと、???、となる場合もありますが、要はこれまでの投資金額等により投資家をランク分けして、ランクに応じて募集ファンドもかわりますよ、との制度。

金払いのよい顧客にはサービスを手厚くして、普通の顧客には普通のサービス、と言う、他の業界では当たり前に行われているサービスは、意外にも金融界では開けっぴろげに行うケースは少ないのです。しかし今回のmaneoのステータス制は、金融業界としては異例とも言うべき、顧客に応じてサービスの質を変えますよ、とのサービス。

まぁ銀行も証券会社も、プライベートバンキング部門を持っていて、上客には差別化されたサービスが提供されているのが通常なので、要は大っぴらにやるかどうかだけなのですが、maneoは大っぴらに上客向けサービスを開始した、と言うことです。

ソーシャルレンディング業界の圧倒的トップを走るmaneoだからこそできた制度、とも言えそうですが、サービスとしては当たり前かつ、欧米の金融機関から見ても当たり前の制度なんですが、思い切ったことしたな、と言うのが正直な感想です。

maneoの会員は5つのステータスに分類

導入されたmaneoの会員ステータス制度、投資家は5つのステータスに分類されます。

① ダイヤモンド(口座残高3000万円以上、保留期間1年)
② プラチナ(口座残高1000万円以上3000万円未満、保留期間6ヶ月)
③ ゴールド(口座残高500万円以上1000万円未満、保留期間なし)
④ ブロンズ(口座残高100万円以上500万円未満、保留期間なし)
⑤ レギュラー(口座残高500万円未満、保留期間なし)

5つのステータスがありますが、殆どの投資家が④ブロンズ、⑤レギュラーに該当すると考えられます。③ゴールドとなると口座残高500万円以上、業界の最大手とは言えmaneo1社に500万円以上預けられる投資家はそんなに数がいるとは思えません。

ちなみに①ダイヤモンドは口座残高3000万円以上。maneoのお客さんでも殆どいないのでは、けどいない訳ではないでしょうから、ある所にはお金があるのね・・・、と思ってしまいます、笑。

ちなみに保留期間と言うのは、残高が該当金額を下回った場合でも保留期間の間は該当のステータスを維持できる期間の事を指します。ダイヤモンドの場合3000万円ですが、1回ダイヤモンドになれば、その後は残高が3000万円を切っても1年はダイヤモンドのステータスを維持できます。


maneoのサイトより

上位ステータスには高利回りのファンドが提供される

当たり前ですが高いステータスの会員には、良いファンドの募集が行われます。簡単に言えば、各ステータス専用の高利回りファンドが提供されます。

少額投資家からすれば羨ましい、と思う部分ですが、利回りが高いと言うことはハイリスクと同意義です。リスクが低くて利回りが高い、という可能性もそりゃ無きにしもあらずですが、証券会社が上客に配るIPO株とは異なります。同じ条件で、他のステータスのファンドと比べると利回り高め、となる可能性はありますが、やられてしまう時は利回りが高かろうが低かろうかやられます。

とは言えデフォルト案件が発生していないmaneo案件、高い利回りの案件が提供される上位ステータス、羨ましい部分があります。

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meneoのステータス制導入の背景を考えてみる

maneoがステータス制導入した背景として、投資家層の広がりを上げられるのではないかと。

2016年から一気に市場が拡大したソーシャルレンディング市場は、2017年も引き続き市場拡大が続いています。それまで知る人ぞ知る存在で、投資の中級者以上の層が中心だったソーシャルレンディング投資家も、投資初心者レベルの層も参加を始めています。

現在は、仮想通貨がブームなのでソーシャルレンディングへの初心者投資家の流入も静かなものかもしれませんが。

関連記事:仮想通貨・ビットコインよりソーシャルレンディングを勧める3つの理由

ソーシャルレンディング投資は、当然のことながら元本毀損のリスクがあります。ただ各社の努力の結果、デフォルトが殆ど発生せずにこれまで来ているとの歴史があります。

本状況は今の所問題ありませんが、今後デフォルト等のトラブルが発生した際に、中級者以上であれば、そう言うこともあるよね・・・、で終わる話が、そんな話は聞いていない、との初心者層とのトラブル発生の可能性があります。

中級者以上なら、納得できる話が初心者は納得できない、当然説明責任がある事業者は、顧客対応に追われることになります。ただでさえ小規模の会社が多いソーシャルレンディング事業者は、顧客対応に追われるとパンクします。

そんな訳で、ハイリスク・ハイリターンが許容できるハイクラスのステータスと、投資初心者も入る通常のステータスを分けたのではないかと、勝手に考える次第ですが、どんなもんでしょうか。

高ステータス先がショボイ案件の紹介先にはならないのでは

maneoのステータス制度、斜めに見てみると、金持っている高ステータス層にショボイ案件はめこむんじゃないか、と思わないでもないのですが、さすがにそれはないような。

なぜって高ステータスの層って、一番の顧客じゃないですか。そんな顧客にショボイ案件(リスクとリターンが合わない)紹介したら、一気にmaneoの顧客は離れます。高ステータスの層は、殆どが投資中~上級者、ショボイ案件ならスグ分かりますって。

証券会社の場合、損する可能性が高いであろう商品買ってもらう代わりにIPO株を優先的に回す等で持ちつ持たれつの関係もありますが、ソーシャルレンディング会社はそんなことできませんので。

まぁ、高ステータスから順番に案件を流していって、通常ステータスは実質的には高ステータスの売れ残り案件、という可能性はありますが。

そう考えると、投資家としてはどんなステータスであれ選球眼が試されることになります。けどそれって当たり前ですね。

まとめ

maneoのステータス制の導入は、金融業界の視点からは、思い切ったことするなー、というのが正直な感想。ただし初心者投資家が増えているソーシャルレンディング業界の現状を考えると、社員リソースが限られる事業者としては、いずれ導入せざるを得ない制度なのかもしれません。

管理人も多少経験ありますが、投資家対応って大変ですから。特に損が出た時。利益が出ている時は、正直何もしなくてもいいのですが、損が出ると大変。。。

今回のmaneoのステータス制導入、今後ソーシャルレンディング業界及びmaneoにどんな影響を与えるのでしょうか。興味深く見守って行きたいと思います。

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