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オーナーズブックの特徴、不動産会社が運営する不動産特化型

2017/11/09

 不動産特化型のソーシャルレンディングのオーナーズブック。先日参加したソーシャルレンディングサミットにオーナーズブックを運営のロードスターキャピタル社・岩野社長が参加されていて、プレゼンを聞いて様々な気付きを得たので、改めてオーナーズブックの特徴を記事としてまとめてみました。

 不動産のプロ集団が堅実性をモットーに運営しているオーナーズブック。利回りは5~6%と他の案件に比べると若干低めではありますが、利回り数%のソーシャルレンディング案件として、分散投資先の1社として魅力的な存在です。

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オーナーズブックは不動産投資会社が運営のソーシャルレンディング

 ソーシャルレンディングサミットでオーナーズブックを運営するロードスターキャピタル社の岩野社長は、オーナーズブックについて、不動産会社が運営しているソーシャルレンディング、と説明。

 なるほどうまいなぁ、と思いました、オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル社は自社で不動産投資を行っている会社です。東京都内中心に14棟のビル(約130億円)を保有している中、オーナーズブックでは自社の不動産投資の目線でソーシャルレンディング案件を組成しています。

 ロードスターキャピタル社の運営方針は、不動産投資で10戦10勝を目指す
、という堅実な投資方針。オーナーズブックも同様の方針で運営が行われています。

 リーマン・ショック前は不動産投資会社、と言うとホント色々な会社がありましたが、リーマン・ショックで多くの会社が淘汰されて、そう言えばそんなに不動産投資会社って名前を聞かなくなりました。同社は2012年3月設立というリーマン・ショックの後に設立された不動産投資会社となっています。そしてソーシャルレンディングのオーナーズブックは2014年9月よりスタートしています。

オーナーズブックを運営のロードスターキャピタル・岩野社長略歴

 オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル社・岩野社長の略歴は、ソーシャルレンディングサミットで配布の資料では下記のように記されています。

東京大学農学部卒。一般社団法人日本不動産研究所にてキャリアをスタートし、不動産鑑定業務に従事。2000年よりゴールドマン・サックス・リアリティ・ジャパンにて自己投資・運用ファンドの不動産取得部門、2002年以降はアセットマネジメント部門。2004年からロックポイントマネジメントジャパンLLCディレクターとしてエクイティ500億円以上、案件総額3,000億円以上を実行、ロックポイントグループの日本における不動産投資業務をリード。不動産鑑定士、宅地建物取引士。

 東大農学部を出て不動産業界、というのも非常に興味深い経歴ですが、2000年のゴールドマン・サックス入り後のキャリアは、まさに日本の不動産投資界の黎明期を駆け抜けてきた、という印象。

 日本では不動産投資というと、怪しい不動産屋のおっさんが行うもの、というイメージが非常に強かったのですが(要は地上げ屋ですね)、2000年頃からの外資系企業による不動産投資参入により、不動産投資自体が、非常にキレイなイメージのビジネスに変貌を遂げ始めます。まぁ、銀行他の不良債権処理という歴史的背景抜きに不動産投資ビジネスは語ることはできませんが、その話は横においておきます。不動産投資が日本で定着を始めた2000年頃から岩野社長は不動産投資の世界におられます。

 日本の不動産投資ビジネスの黎明期から関与している岩野社長は、不動産投資の表も裏も知り尽くした存在、と言えるのではないかと。

社員はゴールドマンの不動産投資部門出身者が6名在籍

 ロードスターキャピタルは社員数27名。その中でゴールドマンの不動産投資部隊出身者が6名在籍。

 リーマン・ショック前は不動産投資業界ではイケイケドンドンの会社が結構ありましたが、ロードスターキャピタルは不動産投資のプロ集団が堅実に自前資金で投資活動を行っている、というのが個人的な印象。このご時世、リーマン・ショック前のように簡単に融資が付かないので、イケイケはできないのですが。
 そしてロードスターキャピタルは5年連続増収で、2016年12月期は経常利益580百万円とのことです。

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オーナーズブックの案件の特徴、1万円から投資可能で利回り数%

 オーナーズブックは不動産投資会社が運営しているソーシャルレンディングのため、不動産特化型のソーシャルレンディングとなります。

 同社のソーシャルレンディング案件の特徴は下記となります。

①利回り数%
 利回り10%のソーシャルレンディング案件も存在している中では、低めの利回りと感じる方も多いと考えます。
 しかしながら10戦10勝を目指している堅実な不動産投資会社が、自社投資と同じ目線で案件採用の可否を判断しており、非常に堅い内容の案件と捉えることができます(実際に投資の際は当然のことながら各案件の明細の確認の必要がありますので、ご注意を)。

②1万円から投資可能
 同社の案件は不動産案件ながら10,000円から投資が可能となっています。不動産案件の場合、1件50,000円とか100,000円からの募集というケースも多いのですが、同社の場合は10,000円から投資可能。よってまずは小額投資で試してみる、という対応が可能です。
 また投資金額が増えてきたとき、分配金での再投資も10,000円から投資可能であり、分配金の投資でより高い複利効果を得ることも可能になります。

③四半期毎の配当金
 ある意味で同社の最も特徴である四半期毎の配当金。配当は毎月、期末に一括というソーシャルレンディング運営会社が多い中で、四半期毎で配当を行っているオーナーズブックは非常に珍しい存在と言えます。

オーナーズブックの弱点、利回りが数%

 オーナーズブックの弱点は利回りが数%という点。マイナス金利導入の日本において、利回り数%でも十分高い数字ではりますが、そうは言っても利回り10%の案件が存在していることも事実。

 管理人が面白い、と思い継続的に追いかけているクラウドクレジットも基本的には10%程度の利回りが基本となってます。
 また案件の募集があっても、スグに枠が埋まってしまうことで有名なラッキーバンクも利回り10%程度の案件が多くなっています。

 ソーシャルレンディングサミットでも岩野社長が、他社の案件に比べると利回り低めです、と仰られていましたが、10%近い案件が存在している他の案件に比べると同社の利回りの低さは弱点と言うことができます。

 ただし、マイナス金利の日本で利回り10%というのはそれだけリスクのある裏返しでもあるので、不動産投資のプロ集団とも言うべき同社の案件が利回り5%と言うのは、ある意味で堅めの案件の利回りの標準形、と言えるかもしれません。

オーナーズブックのまとめ

 リスクのあるソーシャルレンディング投資を行うのだから、利回り10%程度は欲しい、というのは管理人も思いますし、リスクが高いという点を認識しているのであれば、利回り10%近辺の案件を中心に分散して投資を行うのは”あり”と考えています。

 ただしそうは言っても、maneoSBIソーシャルレンディングと言った大手の案件は、こと不動産案件で見れば利回り数%の案件が中心であり、不動産系のソーシャルレンディング案件で堅めにしようと思うと、必然的に利回り数%となる、ということかもしれません。

 その意味では日本での不動産投資業界の黎明期から不動産投資に携わっている岩野社長率いるロードスターキャピタルが運営するオーナーズブックは、日本の不動産系ソーシャルレンディングのモデルケース的存在(maneoやSBIソーシャルレンディング含め)と言えます。

 利回りについての考えは、個々人のリスクに対するスタンス次第ですが、maneoSBIソーシャルレンディングと言った利回り数%クラスの案件を手がけるのであれば、オーナーズブックは分散投資先の1社として十分候補になりえる存在と言えます。

 また1万円から投資可能であり、小額からソーシャルレンディング投資を開始することもできるので、ソーシャルレンディング投資の始め一歩として投資を行うことも可能です。

 数万円から投資可能な案件が多い中で、オーナーズブックは10,000円から投資可能なので、使い勝手のよいソーシャルレンディング運営会社ではないかな、と個人的には思っています。

 いずれにしてもソーシャルレンディングサミットにて岩野社長のプレゼンを聞いて、他社との違いを含め明確にオーナーズブックのイメージをつかむことができました。

 上記、口座開設検討の際等の参考となれば幸いです。

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