市場動向

2019年のソーシャルレンディング市場の期待と不安、景気後退の中で真の成長を果たせるのか?

2019/01/09

ソーシャルレンディング業界としては不祥事の続発した2018年。新しい2019年はどのような年になるのでしょうか?

事業リスクがある程度払しょくされて、真の意味での市場の成長に期待したい反面、景気後退の足音が聞こえる中、案件リスクが顕在化する可能性もあります。

2019年のソーシャルレンディング市場の注目ポイントなどを考えてみました。

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不祥事が続発したソーシャルレンディング市場の2018年

2018年も引き続き市場が拡大した半面、ソーシャルレンディング市場としては2018年は不祥事が続発した年ともなりました。

3月のラッキーバンクの業務改善命令に始まり、グリーンインフラレンディングの不祥事とmaneoへの業務改善命令、またmaneoの案件での延滞案件の続発。そして最後の最後年末の12月には、トラストレンディングの業務停止及び業務改善命令もありました。

また投資型クラウドファンディングを手掛けていたTATERU<1435>でも不祥事があり、不動産市場周辺で発展してきたソーシャルレンディングは、転機を迎えた年と言っても過言ではないかと。

市場はN字型で成長する

多くの場合、新しい市場が成長する場合、ずーっと成長を続ける訳ではなく、波のように一旦落ち込む時期があります。前向きに考えればソーシャルレンディング市場にとって、2018年は今後の成長に向けて一旦後退する時期ではないかと。まぁ、そのままズルズル後退する可能性もありますが。

ジワリと市場拡大を続けたソーシャルレンディング市場ですが、みんなのクレジットから始まって、変な事業者も実際に存在していた訳で、2018年は淘汰が始まった年、とも言えます。

不祥事が発生した2018年のソーシャルレンディング市場ですが、SBI-HD<8473>のグループとして会社としての信用力のあるSBIソーシャルレンディングやオーナーズブックを運営するロードスターキャピタル<3482>は引き続き、順調に口座開設者数が増加しています。リスクが高いと言われる海外案件中心ながら、クラウドクレジットも着実に累計残高を増やしています。

2019年はソーシャルレンディングの真価が問われる年となるのか?

市場自体は拡大したものの、ソーシャルレンディング業界にとって2018年は手放しで喜ぶことのできない年となりました。それを受けての2019年、真の意味での再成長を果たす事ができるのか、ソーシャルレンディング業界としての真価が問われることになりそうです。

管理人としては、個別案件のリスクは利回りの高い金融商品なのでやむを得ないと思います。(だから分散投資・分散投資と言っています)ただし2018年は改めて、事業者リスク=ソーシャルレンディングって怪しい・・・、という巷のイメージがそのまま証明されてしまった年、と世間から見られても仕方ない年でした。よってせめて2019年はソーシャルレンディング=怪しい、というイメージ払しょく元年となって欲しい所。

まぁ個別案件がやられまくって、ソーシャルレンディング=危険、ということになっても困ってしまいますが、それはハイリスク・ハイリターンということで納得性はあります。

それなりに事情通なら避けられる事業者リスクもありますが、一般の個人投資家が普通に見てもそのリスクは分からないケースもあります。しかし業界としては健全な姿ではなく、少なくとも事業者リスクをそれ程意識せずとも(完全になくすことはできないと思いますが)、個人投資家がソーシャルレンディング投資を手掛けられる最初の第一歩を踏み出す年と2019年はなっていただきたい所です。

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金融環境は厳しくなる可能性のある2019年

2019年はいきなり日経平均20,000円割れで株式市場がスタートしていますが、米中貿易摩擦もあって、なかなか世界経済は楽観視できない状況となりそうです。

金融市場は景気が良ければ楽ですが、景気が悪いと大変。不動産市場も同様で、景気が悪い時は不動産会社やマンション会社がよく倒産します。

今も不動産市場に頼る面のあるソーシャルレンディング市場、2019年は事業者リスクもさることながら、いよいよ優良事業者であっても案件リスクが顕在化する可能性もあります。2018年は事業者リスクが顕在化した年、2019年は案件リスクが顕在化した年となると、ソーシャルレンディング業界もなかなかシンドイ年となってしまいますが、果たしてどうなりますか。こればっかりは今後の行方を見守るほかなさそうです。

個人的には景気の波があるとは言え、それほど世界経済に影響のない国を対象に投資を行っているクラウドクレジットの案件がどうなるのか、非常に興味深いです。確か開発途上国って、リーマン・ショックの時でも経済的にはそれほど影響は生じていなかったと記憶しています。本当に世界経済が逆回転し始めるようならクラウドクレジットの案件、資金の一部を逃避させる先として面白くなる可能性があります。それでも同社の案件はハイリスク・ハイリターンの代表的存在なのはお忘れなきよう。

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・関連記事:ユニークな存在のクラウドクレジットについて

まとめ

当サイトも管理人が忙しくなり、昨年は途中から更新できない状態が続いていました。今年は改めて、更新をしようと考えています。

なんだかなぁ、という感じだった2018年のソーシャルレンディング市場でしたが、2019年はどんな年になるのでしょうか?クラウドポートが新サービスの提供を予定する等、新しい動きもありますので、また新しい流れとなる事を期待したい所です。

関連記事:クラウドポートがFunds(ファンズ)で利回り1.5~6%の個人投資家向け新サービスを開始!

2019年がソーシャルレンディング市場にとってどんな年となるのか、注目していきたいと思います。

・最初の段階でソーシャルレンディングに投資を検討するなら、上場企業グループが手掛けるソーシャルレンディングならリスクを抑えることができます。上場会社及びそのグループが取り組む主なソーシャルレンディングは下記2社です。

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