市場動向

手堅い会社が生き残っているソーシャルレンディング業界の2019年秋

様々な不祥事が発生した2018年のソーシャルレンディング業界でしたが、2019年はどうやら落ち着きを取り戻して終わりそうです。

フト振り返ると、やはり手堅い事業者が生き残ったなー、という印象です。フィンテック市場の一翼を担うソーシャルレンディング業界ですが、生き残りのためには手堅い部分も必要不可欠といえるのかもしれません。

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毎日定期的なアクセスはある当サイト

最後の更新が今年の4月26日、ちょうど半年前です。仕事が忙しくなったり、ソーシャルレンディング業界がひと時の盛り上がりがなくなったこともあり、サイトの更新がホッタラカシとなっていました。

ただしサーバの契約は継続しており、また日々アクセスも少ないながらあります。またタマにソーシャルレンディングの口座開設もなされており、お役に立てればと思い、今後もサイトは継続する予定です。

ちょうど仕事に手が空いたこともあり、久しぶりに更新してみます。

やはり手堅い業者が残ったなぁ、SBIソーシャルレンディングとオーナーズブック

過去から活動しているソーシャルレンディング事業者の観点では、やはり手堅い事業者が生き残ったなぁ、という印象。

SBIソーシャルレンディング
オーナーズブック(OwnersBook)

上記2社は上場会社及び上場会社グループということで、以前からその信頼感は抜きん出ていましたが。さすがの状態。

完全にmaneoが墜落した状態であり、ソーシャルレンディング業界の盟主はSBIグループ、といった結果に今後なるのかもしれません。まぁ、さすがです。

一方のオーナーズブックは、ソーシャルレンディング事業者というより不動産投資会社ですが、こちらもさすが手堅く生き残っています。

個性が光るクラウドクレジットも健在

クラウドクレジットは海外特価型のソーシャルレンディング事業者という非常にトガッタ存在。業界でいち早く損失を出したりと若干紆余曲折もありましたが、10月時点で累計出資額229億円と4月の180億円台から大きく数字を伸ばしています。

新興系のソーシャルレンディング事業者がやらかしてしまう中、さすが外資系金融出身の杉山社長は下手を打たずにやっています。損失の可能性がありますよ、とホント最初の頃から力説しているスタンスはたいしたもんだな、と思いました。実際に損失が出ており、やはり・・・、という部分もありますが、丁寧な説明を心がけているので、投資家としては安心できます。

クール過ぎないか?、という意見もあるようですが、ある意味投資は割り切りも必要なので(損切りできない投資家はいずれ大怪我します)、クラウドクレジットのスタンスは投資という観点では王道的といえば王道的です。

クラウドクレジットの口座開設詳細を見てみる



災い転じて福となったクラウドバンクが頑張る

クラウドクレジットは“海外特価”という売り看板があるので、中級者以上の変わった(?)投資家にニーズがあります。中堅のソーシャルレンディング事業者の中で、クラウドバンクはmaneo他と同様国内案件中心の内容で差別化が難しい中、着実に案件を積み上げて応募総額は673億円を突破(2019年10月時点)。気が付けばTVCMまで放送しています。

クラウドバンクは過去2回金融庁から業務停止と業務改善命令を受けています。同じように業務改善命令・停止命令を受けた事業者の浮上がなされない中、同社の踏ん張りは特筆に値します。

ただし他社とクラウドバンクの違いは、業務停止・改善命令を受けていても投資家には迷惑をかけていない点。社内管理体制等の問題はあってにせよ、投資家から預かった資金を変なことに使ったわけではなく、また現状損失案件も出ておらず投資家に金銭的な迷惑をかけていません。ここが他の業務停止・改善命令組との最大の違い。

クラウドバンクも途中で社長交代などがありましたが、企業としては問題なく存続し案件の募集もなされています。災い転じて福となすという状態で、クラウドバンクの状態は金融庁もホッとしているのではないかと。

クラウドバンクの詳細を見てみる

クラウドバンク

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直近の動向、穴吹興産のジョイントアルファが興味深い

香川県のマンションディベロッパーの穴吹興産<8928>が、不動産クラウドファンディング事業を「ジョイントアルファ」という名称でスタートさせています。

中四国では穴吹興産は有名な会社で、同地域では同社のマンション相当数見ます。そんな穴吹興産がクラウドファンディング事業を開始しており、注目しています。

地方で手堅く事業を行う企業がクラウドファンディングかぁ、と世の中も変わったもんだな、と思わずにはおれません。ただし1ショット10万円からで他社に比べると若干ハードルが高く設定されています。それでも穴吹興産自体は地方の手堅い会社でもあり、そんな会社でも不動産クラウドファンディングを手掛ける姿は、一つの時代の流れを感じます。

ちなみに穴吹工務店は穴吹興産と社長同士が兄弟。穴吹工務店は経営破たんしており、現在は大京の子会社となっているので、現在は穴吹工務店と穴吹興産は全くの別会社です。

Jointoα(ジョイントアルファ)の詳細を見てみる

Jointoα(ジョイントアルファ)

まとめ

スッカリ久しぶりの更新となってしまいました。今後もノンビリとは更新していこうと思います。2019年も10月後半で残り2ヶ月と少し。2019年は2018年に比べ若干落ち着きを取り戻した年として着地することにはなりそうです。

最盛期の勢いこそありませんが、市場拡大の際は多くの場合、N字を描いて拡大します。

関連記事:2019年のソーシャルレンディング市場の期待と不安、景気後退の中で真の成長を果たせるのか?
2020年以降ソーシャルレンディングが再び話題となるかは分かりませんが、今後も継続的に記事は更新する予定です。よろしくお願いいたします。

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