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クラウドポートがFunds(ファンズ)で利回り1.5~6%の個人投資家向け新サービスを開始!

2019/02/01

ソーシャルレレンディングのメディアを運営するクラウドポートがFunds(ファンズ)という、個人投資家向けの年利回り1.5~6%の投資サービスの提供開始を発表しました。

1月23日よりサービスインするFundsについて、同社発表や各メディアの記事などから、そのサービス内容を解説してみます。

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ソーシャルレンディングのメディア運営のクラウドポートがFundsを発表

ソーシャルレンディング投資家には、ソーシャルレンディングメディアとしてお馴染みのクラウドポートが、Funds(ファンズ)という新サービスの開始を発表しました。

個人向け社債の代替を目指す。国内初、貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」が口座開設受付開始(クラウドポートのリリース)

昨年、金融商品取引法の第2種業者登録の発表を行った同社ですが、今回はメディアではなく、自ら投資商品の組成を手掛けるサービスとしてFundsを発表。前の記事にも書きましたが、2018年は正直ソーシャルレンディング業界自体で問題が噴出した年となってしまったものの、2019年業界としては前向きなニュースでスタートを切ることになりました。

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ソーシャルレンディングに似ているがソーシャルレンディングではないFunds

ソーシャルレンディングのメディア運営企業であるクラウドポートが手掛けるFundsは、ソーシャルレンディングに類似のサービスですが、厳密な意味ではソーシャルレンディングとは異なるサービスです。その特徴を下記に3つ取り上げてみました。

①クラウドポートはファンドの仲介を行うのみで実際のファンド運営は別の会社が行う

Fundsではクラウドポートは実際のファンド運営は行いません。実際にファンド運営を行うのは、クラウドポートが厳正な審査により選ばれた企業となります。基本的には上場企業、監査法人の監査を受けている企業、VCから出資を受けている企業となります。それらの企業がファンドの組成を行います。よって同社はファンドの仲介者としての立ち位置となります。

そしてファンドを組成した企業が、自らの関係会社に貸し付けを行い貸し付けから得られる利息を投資家に支払う形となります。

ファンド組成企業が自らの関係会社に貸し付けを行うという部分もポイントで、クラウドポートの審査によって、少なくとも怪しい企業がファンド組成を行う可能性は極力排除できます。事情通なら、この会社のソーシャルレンディング案件は事業者リスク高いよね、と分かるケースが多かったのですが、クラウドポートという事情通のフィルターが通されることで、ソーシャルレンディング投資に特有の事業者リスクを避ける事ができます。

②ファンド組成企業を上場企業等とすることで事業リスクの軽減を果たしている

また上場会社等の信用力のある企業をファンド組成企業とすることで、事業リスクもある程度避ける事ができます。特に上場企業の場合、関連企業が投資家から調達した資金の返済ができないという事態は非常にミットモナイため、本体企業からの返済が期待できます。ただし上場企業と一言で表現できますが、上場企業も色々な会社があります。また上場企業だって倒産するリスクがあるので、最後の最後に本体を守るために関連会社が借りたお金は泣いてもらう、という非情な決断がなされるリスクはありますのでご注意を。

またVCの投資先も対象となりますが、VCの投資先で成功するのは約2割と言われており、また1割は倒産するとも言われているので、未上場会社の場合の事業リスクは存在しています。その辺りのリスクはファンドの設定金利に反映されるのではないでしょうか?

当然、投資家は事業リスクを取ることになりますが、少なくともこれまでのソーシャルレンディング投資のように、この会社大丈夫か?、という事業者リスクの部分はクラウドポートの視線で大幅に軽減されることになります。

③投資家の利回りは1.5~6%で1円から投資可能

それで一体いくら儲かるのか?、という部分が最も興味深くなる訳ですが、想定している投資家の利回りは1.5~6%。そして投資家は1円から投資可能です。

詳しい内容は今後実際に案件の募集が始まってからでないと分からない部分はありますが、ソーシャルレンディング案件の観点で言えば、ローリスクからミドルリスク案件のイメージとなります。

6%台の案件がどんな内容になるのか、個人的には非常に興味深い所です。

また利回りの数字もさることながら、1円から投資可能という部分はも特徴的。まとまったお金がなくとも、お釣り的に余ったお金をFundsで運用するというスタイルは面白いのではないかと。

当サイトで何度か書いていますが、分散投資の一環でFundsを利用して、まずは余ったお小遣いや臨時収入等を順次入金して少しずつお金を増やしていく、という利用スタイルが良いのでは?少なくともサービス開催当初は、そうは言ってもどんな内容か見えないリスクもあるので、一気に大金をドンと張ってしまうのは避けるべきでしょう、資産運用の鉄則です。

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どんな企業が利用するのか興味深い

投資家の側からはFundsは、資産運用サービスとしては非常に使い勝手の良いサービスです。クラウドポートが解説しているように、社債のイメージで確かにデフォルト(返済されない)リスクはあるものの、個人投資家が社債や国債・銀行預金よりも高い金利収入を得る手段としての活用が期待できます。

そして第一弾のFunds活用企業として、アイフル(ノンバンク:8515)、デュアルタップ(東証2部上場の不動産販売事業者:3469)、LENDY(未上場のオンラインレンディング事業者)の3社の名前が挙げられています。
アイフルがFunds(ファンズ)で資金調達を行った訳、Fundsはノンバンクの個人投資家からの資金調達先として定着するのか?

低金利の日本でFundsの仕組みを利用して高めの金利での資金調達を行い事業展開するというのは、通常の上場会社なら経済合理性の観点から取る事が難しい選択肢となります。

そんな中で、どんな企業がどのような意図でFundsの仕組みを利用して資金調達をして事業展開を行うのか、非常に興味深いです。

まとめ

当記事を書いた段階では、まだサービスの内容が発表された状態で、サービスインはなされていません。

1月8日からFundsの口座開設の受付がなされて、ファンドの募集開始は1月23日からの予定となっています。

厳密な意味ではソーシャルレンディングとならないFundsのサービスですが、同業界に携わるクラウドポートの新規事業としてソーシャルレンディング投資家の注目を既に集めています。

今後どのような案件が募集されて、投資家からの資金はどの程度集まることになるのか。興味深く見守りたいと思います。

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